





こんなに長く桜を眺め、こんなに多くの鶯の声を聞くことはなかった。
春はなんだかんだで忙しくしているのが例年で、家にいる時間は少なかったのだろう。
特にタラの芽など山野草が出始めれば、
早いと分かっていてもソワソワして山に行きたくなる。
みなさんと同様なのかどうか分かりませんが、コロナウィルス対策の生活を送っています。
私の場合、3月最終週より在宅勤務となり、そこから仕事もスタートです。
以前では考えられない、恐らく容認出来なかった内容のコントロールとタスクをこの自宅から行っています。
逆に言うと出来たのですよ。
人と会って話をすることが無くなった分、コミュニケーションの殆どはこの文面になる。
目で相手を見て、耳で話を聞き、相手の考えを理解するというプロセスは無くなった。
その代わり相手の文面を見て、その後の相手の行動で考えを理解するというプロセスになっている。
これは遠まわしな気もするが、実のところ余分なものが省かれて相手の本質に迫るところになる。
なので改めてこの人は凄いなとか、残念だけどこの人はちょっと合わないな。ってのがハッキリしてくる。
良い悪いは別にして短的でストレートだ。
普段の生活でも色々と気づいたこともあったし、だいぶ慣れてきたところもある。
という訳で改めて気づいたことの整理に入っているところかな。
私の住む大阪も今月末には、自粛生活も解除されそうな感じ。
けど、その後の生活や働き方、またこの釣りに関しても以前とはだいぶ違ってくる気がする。
それぐらい自分の中での考え方が変わったのかもしれない。
2020年5月15日 夜明け前
